山中湖でのスノーシュー事情

山梨とスノーシュー

まずはスノーシューとはですが、”西洋かんじき”という言葉で表現されますが、
今の若い方には、そもそも”かんじき”とは?ですよね。
日本でも日本海側等の豪雪地帯では昔から使われていました。雪の上を歩く時に雪に埋もれるのを減らし歩きやすくする為に作られたもので、接地面積を広くして体重を分散して埋もれにくくした履物です。長靴等の下に履く雪上用スリッパみたいなものです。。。という説明でイメージつきますでしょうか?
それを西洋風にしたものをスノーシューと呼びます。
それを履いて、雪山ハイキングや登山をする冬のアクティビティとして広まっています。
スノーシューのおかげで、ある程度深い積雪でも歩いて散策出来ます。まさに雪山の銀世界を楽しめる最高のアイテムなんです。
では、山梨県におけるスノーシュー事情ですが、
ツアーなどを利用しての体験スノーシューから、本格的に雪山に入る上級者向けのコースまで様々なコースや業者さんがあるのは、八ヶ岳(清里)周辺になります。
ガイドさん付ツアーは雪山の楽しみ方、自然観察、野生動物との出会い、雪上コーヒータイムと沢山の新しい楽しみ方を教えてもらえます。

では、富士山麓はどうでしょうか?
富士山麓はとても寒い地域で、私も最低気温-18℃までは経験しました。
もちろん雪も降ります。じゃあ大丈夫?と思いがちですが、実はそんなにスノーシューに適したフィールドは多くありません。またスノーシューツアーを企画する業者さんや、レンタル屋さんも少なく正直そんなにスノーシューが盛んな地域ではありません。
そうはいってもしっかり雪も降るのですから。せっかくのペンション閑散期!
自宅でぼ~としている場合じゃない!という事でスノーシューチャレンジしてみました!

スノーシュー体験(旧山中湖スキー場跡)

山中湖には昭和40年代頃までは、スキー場が2つあったようです。
きっと今より多く雪が降ったんでしょうね。(移住の私的には十分今でも積雪が多いのですが。)
そのひとつ、旧県営籠坂峠スキー場跡地を目的地にしてスタートです。
スタート地点には現在、加古坂神社が鎮座しています。
しっかりお参りをした後、神社の脇を通り抜け奥へと進みます。
この先は、ほぼ1本道で迷う事はないと思います。現在は自衛隊の駐屯地の端に位置しているようで、この辺りも演習に使うタイミングもあるようです。(融雪後に行ってみると、ヘリコプター着陸の痕跡もありました)さあ、ここからは一面の銀世界と、雪の上を歩く感覚を楽しんで行きましょう!
スノーシューは、全く沈まないというわけではありませんが、雪に足がはまってしまうという事もありません。快適雪上ハイキングです。

雰囲気だけでも伝わればと思いますが、FBの動画です。
この日は風が強かったので音声は無しになっています。FB動画はこちら
このスキー場は当時もリフトはなかったようです。そのため斜面も緩やかで初心者の雪上ハイキングにはもってこいのスポットでした。
富士山麓、山中湖でスノーシューを体験するのは、なかなかタイミングが難しいとは思います。
最近の暖冬傾向で雪が常にあるというわけではありません。
そのため、観光客の方がいきなりお越し頂きスノーシューができるかというと難しい点も多くあります。残念ながらその情報を発信しているところもありませんし、雪が常に豊富にあるわけではないですし。ただ情報社会の今、積雪の状態は確認できるかと思います。あとは企画ツアーの情報を注視して頂き情報収集してもらうしかないかと思います。例えばこちらの会社のツアー情報とか。
ぼわ~とした不確かな情報で申し訳ありませんでした。

皆さんが富士山麓にお越しの時に、こんな絶景に出会えますように!!

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