富士宮ルート下山(御殿場口から宝永山経由)

下山は御殿場口からがお勧め

富士宮口ルートは登りと下りが100%同じ登山道です。という事は当然登りも下りも同じ景色の道を行き来することになります。ただでさえ単調な変化の少ない登山道なのに。そこで断然のお勧めはすぐお隣の御殿場口ルートを使っての下山です。
では、御殿場口ルート山頂部へはどれだけ近いかですが、お鉢めぐりの回にも説明したのですが、こんな感じです。  富士宮口山頂⇒御殿場口山頂
富士宮口山頂⇒駒ケ岳⇒銀明水⇒御殿場口山頂この間ただ歩くだけなら5,6分で到着する距離です。
では、御殿場口山頂の様子から再開します。

御殿場口ルートはスタート地点の新5合目があまりにも標高あ低い(1440m)ことと、かなり長い距離砂礫帯が続き歩きにくい事と山小屋が少ない(2022年に1軒増えて4軒)。そんな理由もあり極端に登山者数の少ないルートです。よっとの思いで登頂したゴール地点の鳥居もこんな様子です。ここから御殿場口を使って下山スタートです。

鳥居をくぐると、まずは急な岩場を下ります。登山道は簡易的に杭とロープで道をつくっているような状態です。

大きい岩場が終わると少し歩き易くなりますが、登山道は同じくロープで仕切られてるだけの簡易的なものです。8合目までこんな感じで下っていきます。登山者は本当に少ないです。大袈裟ではなく数えられる程の人数です。

ロープで仕切られた登山道の先にやっと山小屋が見えてきました。3軒かたまってあります。その先に見えるのが宝永山(宝永火口)です。そのまま休館中の7合目(日の出館)まで1本道の登山道を下って行きましょう。(登山道にある山小屋や遺跡の情報は御殿場口ルート登山の回で詳しくお話します)

休業中の日の出館(7合目)

7合目で分岐 大砂走り方面へ

7合目まで降りてきたら登山道が分岐します。1つは御殿場口ルートで登って来るときに使った登山道方面(御殿場口6合目方面)です。もう1つは御殿場口ルート最大の特徴、クライマックスの大砂走りの下山道方面です。ここは大砂走リ方面へ向かって下ってください。

小さい看板です。見逃さないでください

望遠で見る(撮る)と遠くに数人大砂走り向かって下ってる登山者が見えます。今回はその途中で宝永山(宝永火口)方面を通って富士宮口5合目を目指します。

下り6合分岐 宝永山方面へ

”下り6合”というポイントまで下ってくると再び分岐します。今日は富士宮口5合目に戻らないといけないので、大砂走りは次回の楽しみにとっておいて宝永山方面に向かいます。

富士宮口5合目に戻るには宝永山山頂に行く手前を宝永火口の底部方面に下っていくのですが、せっかくですから宝永山山頂までちょっと寄り道しましょう。下り6合から宝永山山頂までは”宝永山馬の背”と呼ばれる尾根伝いに歩いていきます。緩やかな下りです。富士山頂と宝永火口と下に双子山が見えてとても爽快な素晴らしいポイントです。

宝永山 山頂へ寄り道

見上げると富士山頂。通ってきた下山道が見えますが、ここは大砂走りの入口みたいな場所で少しだけ砂走りを体験できます。スピード出し過ぎるとここでも止まるのが難しくなって転倒しますから調子にのり過ぎない程度に走り降りてきてください。左側はぼっこり穴が掘れてますね。宝永火口部分です。

見下ろすと双子山(二ツ塚)が見えます。かわいらしい双子の小山ですが詳細は双子山ハイキングの回でお話しますね。

ところどころ色の違う赤褐色の岩の塊が見えます。以前は宝永噴火の時に古富士層から噴き出したものと言われてました(現在私達が見てるのは新富士層です)が、どうも最近の研究で違うのではと言われ始めました。富士山や周辺の湖沼ではあるあるなんですが、徐々に真相を解明している段階ですね。

宝永山山頂のモニュメントです。富士山開山中なのですが私1人で貸し切りです。おじさん表現ですがこの景色プライスレスです。(はずい)

下界方面に雲海で出現してしまったので駿河湾方面が全く見えなかったのですが、モニュメントによるとこんな感じで遠くまで見渡せたようです。

すみません。絶景を独り占めだったもので、ついついテンションあがってしまってセルフィーです。小さめに載せさせていただきます。さぁ、名残惜しいですが宝永山頂を後にして火口底部に下っていきます。先ほどの馬の背分岐の看板がたってるポイントまで戻り火口底部に下っていきます。下の写真が分岐点です。富士宮口方面に下ります。

宝永山 第一火口底部へ

ここからいよいよ宝永山の火口底部に下るのですが写真ではその凄まじさが伝わらないです。あまりにも大きすぎて(富士山山頂部の火口より大きいです)スマホ写真では伝わり難いですがお許しください。

本当にこんな写真ですみません。その壮大さ素晴らしさの半分もお伝え出来てないのですが、とにかく素晴らしい場所、そして富士山が火山であることを再認識させてもらえる場所です。
そしてご注意いただきたいのは、この宝永火口は落石、それも大きい岩の落石を度々おこります(下の写真)砂礫帯で登り難くついつい下を向いて歩きがちですが、周りの様子に気を配りながら注意しながら歩いてください。

さあ、ここまでくればもうゴールはすぐそこです。分岐案内が右も左も富士宮口5合目となっていますががを6合目方行の富士宮5合目へ進んでください。御殿庭方面の5合目も素晴らしいコースですが富士山登頂した後で疲れも出はじめる頃なので6合目方面をお勧めします。

しばらく歩くと朝、産経新聞さんにインタビューを受けた場所。富士宮口ルートと宝永山ハイキングコースの分岐。朝はバリケードがまだあった場所に到着です。

大変お疲れ様でした。この場所が6合目の宝永山荘、雲海荘がある場所です。下山道を登りに使った富士宮ルートで降りてくるとこの場所6合目で御殿場口宝永山ルート下山と合流します。富士宮ルートで富士登山する時の下山は、変化に富んで見所も沢山あるこちらの下山道がかなりのお勧めです。というかこちら1択ですね。
そのまま15分ほど歩けばスタート地点富士宮口5合目に到着です。下山開始14:00 御殿場口宝永山経由で5合目着17:20です。大変お疲れ様でした。

富士登山関連情報です。お役にたてる情報があればいいのですが
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