富士山頂ご来光~富士吉田ルート

富士山頂からのご来光を拝む為には

富士登山の目的の1つに多くの人は山頂からご来光を拝むというのがあると思います。
以前はPM8時ころから登山をはじめ、夜遠し真っ暗の中登山を慣行。富士山頂にAM3時頃に到着。
4時50分頃の日の出を山頂から拝むという弾丸登山の登山者が多くいました。
現在はこの弾丸登山をやめよう(禁止しよう)という流れになっています。AM3:00~PM2:00のみ入山可能という富士登山のルールが山梨、静岡の両県から発表されていますが、これは弾丸登山を抑制する為のルールです。
と、いうことで現在富士山頂でご来光を拝む為には、途中で山小屋に1泊(仮眠)して夜明け前に富士山頂に登頂するというのが一般的になるかと思います。
そこで、今回は富士吉田ルート(須走口ルート)を使って8合5勺の山小屋御来光館に泊まってから夜明け前に山頂を目指した時のお話をします。
8合5勺までの登山の様子はこちらをご覧ください。
吉田口ルート5合目    吉田口ルート5合目~7合目 
吉田口ルート8合目~烏帽子岩神社   吉田口ルート本8合目~山頂

予約がとれるなら山頂もしくは山頂に近い山小屋で

山頂でご来光を拝む為に、1番いいのは山頂の山小屋(山口屋か扇屋)に宿泊することです。
夜間登山の必要もないので日の出前まで山小屋でゆっくり待ち、日の出のタイミングで山小屋から外の広場に出るだけでご来光が拝めます。(ただし暗いうちから多くの登山者が日の出待ちをしています。大変混雑しているので少し余裕をもって外に出た方が良いです)宿泊予約がとれない場合は少しでも山頂に近い山小屋から順に予約チャレンジしましょう。少しでも夜間登山の時間距離を短くしたいですから。今回は山頂の1つ前の山小屋 8合5勺の御来光館に予約がとれたのでそこからのお話です。

8合5勺 御来光館

雲が夕焼けで赤く染まる頃(18:10頃)御来光館到着チェックインです。
7月中旬の平日のこの日も多くの登山者が宿泊です。山小屋の夕食を食べた後、少し山小屋の外から河口湖、富士吉田方面の街の灯りを眺めたあとは、夜中の出発に備えて早くも横になります。
コロナの後多くの山小屋が個室を設けたりしましたが、こちらはまだ昔の様な雑魚寝のスタイルです。
1人のスペースはたたみ1畳分もないです。そこで寝るというより仮眠、ん~横になるだけですね。これはクレームじゃないです。富士山の山頂に一番近い山小屋です。そんなものだと認識しています。ただやはり女性の方は少し辛いかもしれませんね。私達も仮眠というより横になって疲れを癒すという感じでした。どうせ寝れないので少し早いですが夜中のAM1:50。山小屋を出発することにしました。

夜間登山スタート

AM1:50 山小屋を出ると下の山小屋に宿泊していた多くの登山者が既に沢山あふれていました。ちょっとびっくり!早めに山小屋を出発したつもりだったのに。

夜間登山はつまらいです。というか嫌いです。楽しくないです。当然真っ暗の中での登山で、本来そこにあるはずの素晴らしい景色が全く見えません。暗闇の中ヘッドライトで照らされる足元だけ見ながら歩きます。中には上手く歩けない方もいるので登山道が渋滞しがちです。追い抜くため道を外れてしまうと落石を誘発することも考えられるのでどうしても慎重になってしまいます。
夜間登山はそんな様子なんです。なので少しでも夜間登山の時間距離が短くてすむ山頂に近い山小屋を予約してください。上の写真ですが、わかり難いですが誘導灯をもった警備員の方がいらっしゃいます。登山道から外れないように夜通し誘導して下さってます。本当に頭がさがります。ありがとうございます。しばらく暗闇のつまらない写真が続きます。ごめんなさい。

休憩する時は、少しでもスペースが広い場所を見つけて端によって他の登山者の邪魔にならないようにしましょう。

暗闇の中、9合目 迎久須志神社辺りの鳥居をくぐります。(AM2:05)

AM2:40 山頂手前の鳥居前着。山小屋出発後50分で到着です。早めの出発だったので登山道の渋滞はほとんどなく昼間に登るのと同じくらいの時間(写真を撮ったりしないので逆に少し早いくらいの時間)で山頂到着です。

山頂の久須志神社に到着です。夜中なのでこんな感じです。どうですか?なんだか寂しくないですか?登頂したぞ~!ていう達成感もないし。。。。やっぱり夜間登山はつまらないです。
さぁ、気をとりなおして御来光を待ちましょう。現在AM2:40 この日の日の出時間AM4:50。
山小屋で眠れなくて早く出発した為なんとまだ2時間以上あります。
するとこんな事になります。

山頂にて日の出待ち(さ、さむい~)

今回は山頂の山小屋(山口屋、扇屋)の前の広場に並べられた長椅子の最前列がゲットできたのでここで御来光を待つことにしました。待機スタート40分(AM3:20)。防寒着を持ってきたつもりだったのですが、日本一標高の高い場所で真夜中にじっと座って待っていると、思いのほか寒さが身にしみてきました。ちょっと耐えるのが厳しくなってしまい同行者の持ってきていた災害時の非常用アルミシートをわけて頂きました。助かった~!少し富士山頂の寒さをあまく見ていました。

ふと周りを見渡すと、いつのまにか多くの登山者が周りに大混雑です(AM4:20)

眼下に目をやると、これまたいつのまにか登山道が渋滞で進みが牛歩になってしまい、山頂での御来光をあきらめ登山道脇に座り込み、そこで御来光を待つことにしたらしい登山者であふれていました。

お家のある山中湖越しの空がオレンジ色に染まり始めました(AM4:30)

綺麗なオレンジ色に染まってるのに、くるか?まだか?じらすじゃないか(AM4:45)

あ!!きた!きた!お日さまだ~!周りが大きな歓声につつまれます。遠くに万歳三唱をするグループも!そして、何より暖かい!う~ん救われる。お日さまの暖かさの偉大さをまさに肌で感じた一瞬でした。写真はわかり難いですが山中湖越しになんとも素敵な御来光です。しばらくの間ず~とお日さまを見つめていました。日の出自体は何度も見たことはあるのに、何でしょうね?この特別感!富士山頂で拝む御来光はやはり格別でした。(AM4:49)

間違いなく富士山頂からの御来光である証拠に看板越しの御来光です。

周りが明るくなって見渡すと山小屋前の広場だけじゃなく、成就ヶ岳や朝日ヶ岳の辺りまで沢山の登山者であふれていました。みんないい笑顔で素敵な顔をしていましたよ。

朝日に照らされ輝く山中湖
遠くでもくっきり八ヶ岳
すっかり太陽も登り晴天に

御来光を見終わった時間がAM5:00です。朝一番の清々しく澄んだ空気と心地よい涼しさ。今のうちにお鉢めぐりをしましょう!このまま下山するなんてもったいない。富士山頂にはまだまだ見所が沢山ありますよ。詳細はこちらをご覧ください。
お鉢めぐり① 久須志神社~西安河原
お鉢めぐり② 剣が峰   
お鉢めぐり③ 虎岩~富士浅間大社奥宮
お鉢めぐり④ 駒ケ岳~御殿場口山頂

それでは、みなさん防寒着をしっかり準備して富士山頂での御来光に挑戦してくださいね。

富士登山関連情報です。お役にたてる情報があればいいのですが
今年こそは富士山登頂を!

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