富士宮ルート登山道~3(9合目~頂上)

9合目(萬年雪山荘~3460m)

8合目の池田館を出発後、いくつかの鳥居と鳥居跡を通過して
AM11:50 萬年雪山荘着(8合目池田館から約40分 3460m)
前回の終わりの方に鳥居がいくつか見えたので、岩淵鳥居講の話をと書きましたが、そのお話はもう少し登ってからにします。

9合目まで登ってくると、気のせいか駿河湾の景色も遠くまで見えるようになってきた気がします。
いつも登る時は登山シーズンはじめでこんシーンにもよくでくわします。
太陽に近いですからね、お布団も干されて気持ち良さそうです。

随分昔からの標識だとは思いますが、まだまだ健在です。
少し驚いたのは、今9合目で山頂までまだ65分もあるんだと知った時です。
さあ!もうひとふんばり!!頑張りましょう。

萬年雪山荘を越えて、鳥居を1つくぐった辺りに、その名の通り万年雪が残ってます。萬年雪山荘ではこの万年雪の雪解け水を利用してお食事を提供しているそうです。きっと宿泊登山者の皆さんは美味しくいただいて、疲れを癒してるんでしょうね。

9合5勺(胸突山荘~3590m)

PM12:20 胸突山荘着(9合目萬年雪山荘から約30分 3590m)
9合目の次は10合目(ゴール、山頂)かと思ったら、いやいやまだまだ焦らしますよ。次は9合5勺です。

この山室で驚いたのは宿泊登山者に対してヴィーガンやアレルギーの方にも対応をしてくれる事です。物資や食料が限られた環境の中での対応は本当にびっくりです。私は麓で宿泊業を営み、普通に食材も手に入る状態でもヴィーガンやアレルギーの対応は大変なのに本当に頭が下がります。登山者ファーストの山室ですね。また、弾丸登山を避けるようになり、山頂でご来光を拝みたい登山客はやはり少しでも山頂に近いこの山小屋に泊まってから登りたいですね。他の山小屋に比べて夜間登山の時間が圧倒的に少ないのは大きな魅力です。

山小屋の屋根は強風で飛ばされないように石(岩)が数多くのせてあります。

登山中に下に見えた補給用ブルドーザーも到着です。山小屋のスタッフ、登山者にとってこの物資の補給は全ての生命線ですね。

何やら多くの資材(木材)も搬入。山小屋の補強、修理でしょうか?3500mでの大工仕事。。。間違いなく大変なお仕事です。安全な登山の為の山小屋をよろしくお願いします。

同じ景色ですがやはり標高が上がると、すこしづつその景色の美しさがアップします。下の写真に三保半島(三保松原がある半島)が見えているの分かるでしょうか?さあ!ラストスパートです。

三島岳と鳥居(岩淵鳥居講)

登山道から見上げると、富士山頂の八葉のひとつ三島岳が見えます。本当にもうすぐゴール!富士宮ルートの山頂です。

そして、既にゴールの鳥居が視界に入っています。もう、すぐそこです!
山頂を覆い隠すように急に雲がわいてきました。富士山は意地悪ですね。

岩淵鳥居講の文字がくっきり刻まれた鳥居をくぐるとそこが富士山頂です!
奥に見える小さい鳥居は富士山八葉のひとつ賤ケ岳の鳥居なので気にしないでください。

岩淵鳥居講とは

八坂神社(富士市岩淵)の氏子を中心に構成された講(団体)で、12年に1度の申(さる)年に、富士山頂上浅間大社奥宮(おくみや)前へ白木(しらき)の鳥居を奉納します。
江戸時代、富士川の渡船役を担っていた岩淵村が、渡船の船材に富士山から伐採した木材を使用していたため、伐採の返礼と渡船の安全祈願として富士山頂に鳥居を奉納したと伝えられています。江戸時代から始まった鳥居の奉納は今まで絶えることなく続いてきました。 ~富士市 広報ふじ より引用
申年に富士山が一夜にして出現したという伝説によります。前回が平成28年(2016年)なので次回は令和10年(2028年)です。お見逃しなく!
鳥居奉納の様子を動画で見る事ができます。

そしてその鳥居をくぐると、先ほど急に現れた雲の上に抜け、再び視界が開け駿河湾を見え最高のコンディションでの富士宮口ルート山頂です。ゴールです!

富士宮口山頂(頂上富士館~3720m)

PM 1:00 胸突山荘着(9合5勺胸突山荘から約30分 3720m)
5合目から約5時間の道のりでした。
山頂には富士浅間神社奥宮、富士山頂郵便局、山室の頂上富士館があります。
皆さん、思い思いに富士宮口ルートの山頂を楽しんでいます。やはりこのルートは晴天の日に登りたいですね。海と空の青が最高の絶景です。

すみません。見える景色の名称等の説明が書いてあったのですが、写真では全く読み取れません。

ほとんどの方はお気づきだと思いますが富士宮口山頂3720m。日本の最高峰の富士山の標高は3776m。
そうです。ここはあくまでも富士宮口ルートの山頂であって、富士山山頂ではありません。
富士山頂、剣が峰(3776m)の様子はお鉢めぐりの回のブログを覗いてみてください。

案内看板によりますと、富士宮口山頂から20分。あの急な馬の背の先にあるのが剣が峰です。
剣が峰を含むお鉢めぐりの様子です。

お鉢めぐり①   お鉢めぐり②  お鉢めぐり③  お鉢めぐり④

富士登山関連情報です。お役にたてる情報があればいいのですが
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