静岡らしい富士山の絶景(山梨にはありません)


山中湖に移住して早28年。今までの静岡県の富士市に対してのイメージですが、小学校の頃社会科でならった記憶が大きく占めていました。製紙工場を始めととした工場地帯のイメージしかったのですが、今回この大淵笹場という茶畑と富士山の絶景を初めてみる事ができ、がらっと富士市のイメージが変わりました。と、言いますか。今まで富士市の事を何も知らないですみませんでした。といった感じです。
今回時期を変えて2度訪問したのですが、最高のお勧め時期にはお仕事の関係でまだ訪れる事ができていません。なので写真がイマイチで申し訳ないのですが、大淵笹場は是非とも紹介したいスポットですので書かせてもらいます。(と、いうか既に十分有名なんですね。)
お勧め時期は何といっても、5月3日前後です
1枚目の写真は6月5日です。2枚目の写真は4月8日です。
お勧めはなんといってもGWあたりですね。特に毎年5月3日は”おおぶちお茶まつり”が開催され、お茶娘達が新茶の茶摘みを様子を見れる(撮影できる)のをはじめ色々なイベントが用意されています。
茶畑の茶葉と富士山。双方が最高の状態なんです。
では、4月8日と6月5日の何がダメでGW頃の何が良いのでしょうか?
まぁ、すぐにお分かりだと思いますが。まず4月8日この日は同じく富士市で人気の桜の花見スポット”龍巌淵”(別記事にて紹介します)に行った帰りによったのですが、茶葉の新芽がまだ芽吹いてません。その為本来目に眩しいくらいの新芽の新緑が全くありません。最高のタイミングでは、まさに輝くような明るい緑色です。
次に6月5日ですが、新茶の新芽は摘まれましたが、まだまだ2番茶に向かって新しい芽がでてきています。GW頃程ではないかもしれませんが、とっても綺麗な緑色です。ただ、富士山が残念ですよね。当日はとても素晴らしい天気で青空が綺麗でしたが、富士山の雪がほとんど残っていません。そうなんです。溶けちゃってるんです。やはり富士山のイメージとしては冠雪した状態ですよね。
という事でGW頃は茶葉の新芽が目に眩しくて、富士山の雪も十分に残っている最高のタイミングなんです。残念ながらGW前後に宿屋を営んでる私が見に行けたら、それはそれでかなりヤバいですよね。
という言い訳にはなりますが、最高の時期に前後の状態のお写真をご覧ください。






茶畑には普通にある、アレがありません
そしてもう一つここ大淵笹場の素晴らしい点は、視界の中に電柱、電線、防霜ファン(茶畑にはよくある電柱の上に扇風機をつけたようなもの)がない事です。景観保存会の方々が、昔ながらの風景を楽しんでもらう為になんと電柱、防霜ファンを撤去したんです。防霜ファンを撤去するなんて茶葉の霜害に対捨てノーガードになってしまいます。それでもこの昔ながらの景色を保存する道を選んでくださったのです。本当に素晴らしいです。感謝しかありません。本当にありがとうございますとお伝えしたいです。





【338茶の間】でプライベート空間で茶園のお茶と絶景を!!
そして、もう1つの楽しみは”茶の間”です。茶の間とは静岡県内に6カ所あります。簡単に説明すると茶畑の中のプライベートお茶飲みスペースですね。どの茶畑もすばらしい絶景を楽しみながら、ゆったりとしたお茶の時間を楽しめます。その中でもここ大淵笹場は目の前に大きな富士山を見れるとても素晴らしい”茶の間”です。予約制で有料ではありますが、お時間に余裕のある方は是非体験してみてください。時間が止まったような感覚になれると思います。
すみません。私2回とも予約がとれなかったので、写真はありません。
次回は必ず!!体験できたらすぐに写真アップします。
詳細はHPをリンクしておきますのでご覧ください。見たら絶対行きたくなりますよ。
因みに、料金は120分貸し切りで4000円/人でお茶の間セット付です。
もう一つちなみに、338茶の間は”ささば茶の間”と読みます。標高も338mだそうです。
ご興味にある方は、この2つのHPは是非ご覧ください。きっと予約したくなっちゃいますよ。
最後になりますが、大淵笹場をはじめ幾つかの茶畑の撮影スポットとして有名になった場所がありますが、大淵笹場の様に駐車場が整備されている場所の方が少ないようです。
基本お茶農家の方が作業をしている場所を見せてもらっていると思ってください。
決してご迷惑のかからない様に楽しんでくださいね。
さぁ!あなたも旅に出たくなったら、まずは宿探し! 車探し! いい旅になりますように!




